寒い冬の讃岐うどん
こんにちは、家庭菜園を楽しむ皆さん!
冬が近づいてくると、家庭菜園で収穫した野菜がより一層美味しく感じられますよね。
今日は、収穫したばかりの新鮮な野菜を使って作る、香川県の伝統的な冬の郷土料理「しっぽくうどん」についてご紹介します。
この料理は寒い季節にぴったりの温かい一品です。
しっぽくうどんとは?
「しっぽくうどん」は、香川県で冬に親しまれているうどん料理の一つです。
具沢山で栄養満点のこのうどんは、だし汁で煮込んだ野菜やお肉がたっぷり入っており、寒い日に体を温めてくれます。
「しっぽく」という言葉は中国の「四服」(しふく)が語源で、「四季折々の服を着替える」という意味があります。
つまり、季節ごとに旬の食材を使った料理を楽しむことを意味しているのです。
必要な材料
しっぽくうどんの魅力は、手に入りやすい季節の野菜をたっぷり使うこと。以下の材料は一例ですので、お好みでアレンジしてください。
- うどん(生麺または乾麺)
- 大根(1/4本)
- にんじん(1本)
- しいたけ(4枚)
- ごぼう(1/2本)
- 里芋(4個)
- ねぎ(適量)
- 鶏肉または豚肉(150g)
- だし汁(昆布と鰹節でとったもの)
- 醤油(大さじ2)
- みりん(大さじ1)
- 塩(少々)
- 酒(大さじ1)
作り方
準備
野菜はすべて食べやすい大きさに切ります。大根とにんじんは半月切り、ごぼうはささがき、しいたけは薄切りにします。
里芋は皮をむいて一口大に切ります。肉も適当な大きさに切ります。
下ごしらえ
里芋は塩でこすり洗いしてぬめりを取ります。ごぼうは水にさらしてアクを抜きます。
だしを取る
鍋に昆布と水を入れて火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。
次に鰹節を入れてひと煮立ちさせ、火を止めて鰹節が沈むまで待ちます。こしてだし汁を用意します。
煮込み
鍋にだし汁を入れ、切った野菜と肉を加えます。中火で煮立たせ、アクを取りながら野菜が柔らかくなるまで煮ます。
調味
醤油、みりん、塩、酒を加えて味を整えます。最後にうどんを加え、さらに煮込みます。
仕上げ
器に盛り付け、刻んだねぎを散らして完成です。
美味しく作るポイント
- だしをしっかり取る
だしが料理の基本ですので、時間をかけて丁寧に取ることで風味豊かな仕上がりになります。 - 具材を大きめに切る
野菜や肉を大きめに切ることで食感を楽しめますし、見た目も豪華になります。
まとめ
家庭菜園で収穫した新鮮な野菜を使って、香川県の「しっぽくうどん」を作ってみてはいかがでしょうか。
冬の寒さが和らぎ、心も体も温まる一品です。旬の野菜をたっぷり使って、家族みんなで楽しんでくださいね。
それでは、素敵な冬の食卓をお楽しみください!