香川の「いりこ飯」

家庭菜園の里芋を使った郷土料理

こんにちは!家庭菜園で収穫した野菜を使って、美味しい郷土料理を作るのは素晴らしいアイデアですよね。

今日は、香川県の伝統的な炊き込みご飯「いりこ飯」をご紹介します。

特に、家庭菜園で採れた里芋を使って作ることで、より風味豊かな一品に仕上げましょう。

いりこ飯とは?

「いりこ飯」は、香川県で親しまれている炊き込みご飯の一つです。

「いりこ」とは、煮干しのことを指し、このいりこを使った出汁がご飯全体に豊かな旨味をもたらします。

具材としては、家庭菜園で採れた里芋や人参、椎茸などを使うことで、季節の味を楽しむことができます。

いりこ飯のレシピ

材料(4人分)

  • 米 2合
  • 里芋 4〜5個
  • 人参 1/2本
  • 椎茸 3〜4枚
  • いりこ 10〜15匹
  • 醤油 大さじ2
  • 酒 大さじ2
  • みりん 大さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • 水 適量

作り方

米の準備

米を研いで30分ほど水に浸しておきます。

具材の準備

  • 里芋は皮をむいて一口大に切ります。泥がついている場合は、しっかりと洗ってください。
  • 人参は皮をむいて細切りにします。
  • 椎茸は薄切りにします。

いりこの準備

いりこは頭と内臓を取り除きます。これにより、雑味を減らし、よりクリアな出汁が取れます。

炊飯

  • 炊飯器に研いだ米と適量の水(2合の目盛りまで)を入れます。
  • その上に切った里芋、人参、椎茸を乗せます。
  • いりこを全体に散らします。
  • 醤油、酒、みりん、塩を加えます。
  • 通常通りに炊飯します。

蒸らしと混ぜ

炊き上がったら、10分ほど蒸らしてから全体をよく混ぜます。いりこの出汁が全体に行き渡り、具材の旨味がご飯に染み込みます。

いりこ飯を楽しむポイント

いりこ飯は、そのシンプルな味付けと具材の組み合わせが絶妙です。いりこがもたらす深い旨味と、里芋のほっくりとした食感が特徴的。

さらに、家庭菜園で採れた新鮮な野菜を使うことで、季節感あふれる一品になります。

また、いりこの頭や内臓を取ることで、子供や魚の苦手な方でも食べやすくなります。

余ったいりこ飯は、おにぎりにしてお弁当に持って行ったり、お茶漬けにしても美味しくいただけます。

まとめ

香川県の郷土料理「いりこ飯」は、家庭菜園で収穫した里芋を使うことで、より一層美味しく仕上がります。

シンプルながらも深い味わいのこの料理を、ぜひご家庭で楽しんでみてください。

家庭菜園の野菜と共に、地域の伝統を味わう素敵な時間をお過ごしください。