高知の「破竹とえんどうの煮物」

家庭菜園の恵みを活かした郷土料理

こんにちは、家庭菜園を愛する皆さん!

今回は、家庭菜園で採れた新鮮な破竹とエンドウを使って作る、高知県に伝承される郷土料理「破竹とえんどうの煮物」についてご紹介します。

季節の味を楽しめるこの一品は、シンプルながらも素材の美味しさを存分に引き出すことができる料理です。

破竹とエンドウの魅力

破竹は竹の一種で、若芽の部分が特に柔らかくて美味しいことで知られています。

春から初夏にかけてが収穫の時期で、その独特の香りと食感が特徴です。

エンドウ(グリーンピース)は、春先から初夏にかけて旬を迎える豆で、甘みとほのかな苦みが特徴です。

家庭菜園で育てやすく、サラダや煮物など様々な料理に使えます。

破竹とえんどうの煮物の作り方

それでは、さっそく「破竹とえんどうの煮物」のレシピをご紹介します。このレシピはシンプルで、旬の素材の味を最大限に引き出します。

材料(4人分)

  • 破竹 200g
  • エンドウ(さや付き)100g
  • だし 500ml
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1

作り方

破竹の準備

  • 破竹を穂先から5cm程度の長さに切り揃えます。
  • 外側の固い部分を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
  • 熱湯で下茹でし、アク抜きをします(約10分)。

エンドウの準備

  • エンドウはさやから豆を取り出します。
  • さっと茹でておきます(1〜2分程度)。

煮る

  • 鍋にだしを入れて火にかけ、沸騰したら破竹を加えます。
  • 破竹が柔らかくなるまで中火で煮ます(約15分)。
  • 醤油、みりん、砂糖を加え、さらに5分ほど煮ます。
  • 最後にエンドウを加え、さっと煮たら火を止めます。

盛り付け

  • 器に盛り付け、温かいうちにいただきます。

料理のポイント

  • だしは昆布と鰹節を使った一番だしがおすすめです。素材の味を引き立てます。
  • 破竹の下処理をしっかり行うことで、苦味を取り除きます。
  • エンドウは最後に加えて、彩りを保つようにさっと煮るのがポイントです。

家庭菜園の楽しみ

家庭菜園で育てた野菜を使うことで、食卓がより一層楽しくなります。

自分で育てた野菜を使うと、料理にも愛着がわき、家族や友人と共有する喜びも増しますね。

ぜひ、家庭菜園の新鮮な破竹とエンドウで、この伝統的な高知県の郷土料理をお試しください。

旬の素材を活かした料理は、自然の恵みを感じさせてくれます。皆さんの家庭菜園ライフがより豊かになることを願っています!

それでは、次回もお楽しみに!