大豊町の郷土料理で春を楽しもう
こんにちは、家庭菜園を楽しんでいる皆さん!春がやってきましたね。
新鮮な野菜が次々と収穫できるこの季節、特に楽しみにしているのは何でしょうか?私は春の山菜、特に「ぜんまい」を使った料理が大好きです。
今日は、高知県大豊町に伝わる伝統的な郷土料理「ぜんまいの炒め煮」をご紹介します。
家庭菜園で収穫した新鮮なぜんまいを使って、家族みんなで楽しめる一品を作りましょう。
ぜんまいとは?
ぜんまいは、日本の山菜の一つで、春になると芽を出すシダ植物です。茎が柔らかく、独特の風味があり、炒め物や煮物に最適です。
高知県の大豊町では、このぜんまいを使った料理が昔から愛されています。
「ぜんまいの炒め煮」のレシピ
材料
- ぜんまい(生)……200g
- 油揚げ………………2枚
- 人参…………………1本
- こんにゃく…………1枚
- 醤油…………………大さじ3
- みりん………………大さじ2
- 砂糖…………………大さじ1
- だし…………………1カップ
- ごま油………………大さじ1
作り方
ぜんまいの準備
- ぜんまいは下処理が必要です。まず、ぜんまいをきれいに洗い、水を張った鍋で10分ほど茹でます。その後、水にさらしてアクを抜きます。これを何度か繰り返し、ざるにあげて水気を切ります。
材料の準備
- 油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、細切りにします。
- 人参は皮をむき、短冊切りにします。
- こんにゃくは塩もみしてから沸騰したお湯で茹で、アクを抜いてから薄切りにします。
炒める
- 鍋にごま油を熱し、人参とこんにゃくを炒めます。次にぜんまいと油揚げを加え、さらに炒めます。
煮る
- 全体に油が回ったら、だしを加え、醤油、みりん、砂糖を入れます。中火にして、汁気が少なくなるまで煮ます。
仕上げ
- 味を見て、必要であれば醤油やみりんを調整します。全体に味がなじんだら火を止め、少し冷ますと味がさらに染み込みます。
ポイント
- ぜんまいの下処理が肝心です。アク抜きをしっかり行うことで、えぐみのない美味しい料理になります。
- ごま油で炒めることで風味が増し、より美味しく仕上がります。
まとめ
高知県大豊町の「ぜんまいの炒め煮」は、シンプルながらもぜんまいの持つ自然の美味しさを最大限に引き出した一品です。
春の家庭菜園で収穫した新鮮なぜんまいを使って、ぜひご家族でこの郷土料理を楽しんでみてください。
春の訪れと共に、美味しい山菜料理を楽しむことができる幸せを感じながら、心も体も満たされるひとときを過ごしていただければと思います。
楽しい家庭菜園ライフと、美味しい食卓をお楽しみください!