家庭菜園の収穫で作る郷土料理
家庭菜園で収穫した野菜や作物を使って、地元の伝統料理を楽しむのは素晴らしいことです。
今日は、家庭菜園で育てたソバの実を使って作る、徳島県祖谷地方に伝わる郷土料理「そば米雑炊」をご紹介します。
そば米雑炊とは?
「そば米雑炊(そばごめぞうすい)」は、祖谷地方の伝統的な家庭料理です。
ソバの実を精米して米のように使うことから「そば米」と呼ばれ、それを雑炊に仕立てたものです。
香ばしいそばの風味と、野菜や肉の旨味が合わさって、ほっとする味わいが魅力です。
材料
- そば米 1カップ
- 鶏肉または豚肉 150g(お好みで)
- にんじん 1本
- 大根 1/4本
- しいたけ 4枚
- 長ねぎ 1本
- だし汁 4カップ
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 塩 少々
- 水 適量
作り方
そば米の準備
そば米は軽く洗って、水に30分ほど浸しておきます。
具材の準備
鶏肉または豚肉は一口大に切ります。にんじん、大根は薄切りに、しいたけはスライスし、長ねぎは斜め切りにします。
だしを取る
だし汁を用意します。昆布やかつお節を使った本格的なだしがおすすめですが、時間がない場合は顆粒だしでも構いません。
煮込み
鍋にだし汁を入れて沸騰させ、肉を加えて火が通るまで煮ます。次に、にんじん、大根、しいたけを加えて柔らかくなるまで煮込みます。
そば米を加える
浸しておいたそば米を鍋に加え、中火で煮込みます。そば米が柔らかくなってきたら、長ねぎを加えます。
調味
醤油、みりん、塩を加えて味を調えます。全体が馴染むように5分ほど煮込んだら火を止めます。
仕上げ
器に盛り付け、好みで小ねぎや柚子の皮を散らして香りを楽しみます。
そば米雑炊の魅力
そば米雑炊は、消化が良く栄養価も高いので、身体にも優しい料理です。
また、家庭菜園で収穫した新鮮な野菜を使うことで、さらに美味しさが増します。素朴でありながら、奥深い味わいを楽しむことができます。
まとめ
家庭菜園で育てたソバの実を使って、徳島県祖谷地方の郷土料理「そば米雑炊」を作ってみませんか?
伝統の味を自宅で再現し、家族と一緒に楽しむことで、食卓が一層豊かになります。
ぜひ、季節の野菜を取り入れながら、オリジナルのそば米雑炊を作ってみてください。