蒜山おこわを菜園の食材で楽しむ
こんにちは、家庭菜園を愛する皆さん!
今日は、岡山県の美しい蒜山(ひるぜん)地域に伝わる郷土料理「五目おこわ(蒜山おこわ)」をご紹介します。
このおこわは、栗、ごぼう、山菜など、家庭菜園で育てた食材をたっぷり使って作ることができ、自然の恵みを存分に味わえる一品です。
蒜山おこわとは?
蒜山おこわは、秋の収穫時期に作られることが多い郷土料理で、蒜山地域の豊かな自然と共に育まれてきました。
栗やごぼう、山菜などを使い、もち米と一緒に炊き上げることで、素材の旨味が凝縮されたおこわに仕上がります。
家庭菜園で育てる食材
まずは、家庭菜園で育てる食材についてお話ししましょう。
- 栗 栗の木は少し手間がかかりますが、自家製の栗は甘みが格別です。秋になると実が落ち始めるので、収穫しておこわに使いましょう。
- ごぼう ごぼうは根菜類で、深い土壌が必要です。成長すると長くて太い根が収穫できます。泥をしっかり洗ってから使いましょう。
- 山菜 ワラビやゼンマイ、タラの芽など、春に山菜採りを楽しむことができます。これらは冷凍保存しておくと、いつでも使えます。
蒜山おこわのレシピ
では、蒜山おこわの作り方をご紹介します。
材料(4人分)
- もち米 2合
- 栗 10個
- ごぼう 1本
- 山菜(ワラビやゼンマイなど)適量
- 鶏肉 100g
- 人参 1本
- しいたけ 4個
- 昆布 10cm
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 塩 少々
- 酒 大さじ2
- だし 適量
五目おこわ作り方
下準備
- もち米を洗って30分ほど水に浸けておきます。
- 栗は皮を剥きます。
- ごぼうはささがきにし、水にさらしてアクを抜きます。
- 山菜は食べやすい大きさに切ります。
- 鶏肉、人参、しいたけも小さめの一口大に切ります。
具材の煮込み
- 鍋にごぼう、鶏肉、人参、しいたけを入れ、だしをひたひたに加えて煮立てます。
- 醤油、みりん、砂糖、塩、酒を加え、中火で煮込み、具材に味を含ませます。
炊飯
- もち米を炊飯器に入れ、昆布を乗せます。
- 具材を煮汁ごと加え、炊飯器の2合の目盛りまでだしを足します。
- 普通の炊飯モードで炊きます。
仕上げ
- 炊き上がったら、昆布を取り出し、全体を優しく混ぜます。
- 栗を加えてもう一度軽く混ぜ、蒸らします。
盛り付け
- 蒸らし終わったら、器に盛り付けて完成です。
家庭菜園の恵みを感じて
家庭菜園で育てた食材を使った蒜山おこわは、旬の味わいを存分に楽しめる一品です。
自然の恵みを感じながら、家族や友人と一緒に郷土料理を味わってみてください。
ぜひ、蒜山おこわを通じて、岡山県の伝統と家庭菜園の楽しさを実感してみましょう!
次回も、美味しいレシピや家庭菜園のアイデアをお届けします。お楽しみに!